suhr(サー)のギターの評判や特徴は?

今回は、近年ハイエンド・ギター・ブランドとして著名になっている、suhr(サー)のギターの評判や特徴は?という記事を書いていきます。

どのようなコンセプトの元でギターを制作しているのか、ギターを弾く方であれば、非常に興味があるテーマだと思います。

suhr(サー)のギターの評判や特徴は?

Suhr Guitarsの正式社名は、「JS Technologies Inc.」と言い、アメリカのカリフォルニアにある楽器製造会社です。

主な製品はエレクトリック・ギター/ベース、アンプ、エフェクターなどです。

このブランドを立ち上げたのはJohn Suhr氏、有名なルシアーであるRobert Benedettoの弟子としてそのキャリアをスタートさせました。

1980年代に入ってからリペアー・ショップで働き出し、1980年代中盤からギター制作を開始しています。

1993年には、当時人材不足と言われたFender Custom Shopのシニア・マスタービルダーとなり、そして1997年、自分のブランドであるSuhr Guitarsを設立しています。

基本的にはオーダー・メイドによるハイエンド・ギターを中心に製作しており、有名な愛用者にはMichael LandauやScott Hendersonなど、フュージョン系ギタリストがいます。

日本国内では、正規代理店のオカダ・インターナショナルがショップ・オーダーを行って販売しているようです。

Suhrのギターの特徴

バンドマンでもあったJohn Suhr氏は、アルバイトの身でありながら、非常に高価な1954年製Fender Stratocasterを入手し、そのヴィンテージ・サウンドの魅力を調べ尽くします。

実は、ヴィンテージ・ギターの世界では、「当たり」と言われるギターは全てではなくその中のいくつかだけであり、それ以外は普通のギターである場合が多いのです。

そこで、John Suhr氏は、その「当たり」のギターをコンスタントに製作出来ないか、と考えました。

そして、熟練の製作者の高い技術に加え、最新式の機械を大幅に導入し、さらに単なる製作者や演奏者の感性だけに頼らずに音を測定し、数値による制御によって、高品質なギターを常に制作し続けていこうとしています。

彼は、ギタリストがギター購入後、プレイの度に調整しなくてはならないようなギターに対しては、否定的な考えを持っています。

購入してすぐにライブ等で使用して、ある程度放置しても調整等は必要のないようなギターが、彼にとって理想的なギターと考えています。

そのために、ギターの製作に必要な材については、製作前に徹底して「狂い出し」を行います。

ギターのネックは、材を切り出して製作されてから数年間は不安定で、その後徐々に安定してくると言われており、Suhrではその不安定な部分を先に取り除く技術を行います。

Suhrのギターは、その他の技術も駆使して、軽量でバランスの良さを保ち、ボディやネックの鳴りが良く、よりサステインが得られるようになっています。

また、ギターの材だけではなく、電気系統にも高い技術が施されており、トーン・コンデンサがピックアップごとに切り替わる、ヴォリュームやトーンのポットの抵抗値をわざと異なるものに設定されています。

さらに、ヴィンテージ・ピックアップのサウンドにこだわりを持ちながらも、ヴィンテージの時代にはなかったスラッシュ・メタルのようなハイゲインの歪みや、当時のピックアップ製作技術では不可能だったピュアのクリーン・トーンなど、現代的な音への挑戦も積極的に行っています。

また、現代のレコーディング現場ではスタンダードになっているデジタル・レコーディングなどのスタジオ環境にも対応できるように対応されています。

一般的なSuhrの評価は、

・軽量で、立つ・座る関係なく弾きやすい

・音の立ち上がりがシャープ

・箱鳴りが良く、音が伸びる

と言われています。

しかし、Suhrのギターは、このような事前知識がなくても、実際に軽く弾いただけでもその弾きやすさ、質の高いサウンドを実感することができると思います。

特に音の立ち上がり、レスポンスの良さは素晴らしいです。

Suhrの種類

Suhrのギターの種類には、主に3つのタイプがあります。

1. カスタム・シリーズ

カスタム・オーダーから製作されるタイプで、現在はネットから一般のユーザーもオーダー可能です。

しかし、当然英語でのやりとりになり、前金の支払いが必要になるので注意して下さい。

オーダー・メイドなので高価になっています。

2. プロ・シリーズ

カスタム・オーダーから得られた、人気の高いスペックに限定して取り込む事で、コストパフォーマンスに優れた機種を多く製作しています。

スペックを固定することでコスト・パフォーマンスを上げ、比較的入手しやすくなっています。

プロ・シリーズには3つタイプがあります。

  • Standard Fender Stratocasterに似ていますが、ストラトよりやや小ぶりのボディで、オーソドックスなモデルです。
  • Modern 現代的なボディ・フィニッシュが特徴的で、テクニカルなプレイヤー向きのギターです。ピックガードがないタイプや、トップがフレイム・メイプルのものもあります。
  • Classic Stratocaster、Telecaster、Jazzmasterのタイプもある、Fenderのギターに近いモデルです。上記と比較するとメジャー感のあるギターと言えます。

3. Jセレクト

オカダ・インターナショナルのショップ・オーダーで製作されたモデルになります。

Proより一段グレードが高いモデルになります。

細めのネックと小型のボディS Series、3/4インチの厚さのメイプル・トップ/バスウッド・バックです。

  • Carve Top Standard アーチド・トップ・ボディで、Paul Reed Smithに近いボディをしています。
  • J Modern Modern Proモデルを基本としたタイプです。
  • J Modern 7 上記モデルを7弦(B)にしたものです。
  • J Standard Standard Proを基本としたタイプです。

ボディを中心としたルックスも、ヴィンテージを意識したものが多いです(Modernタイプは現代的ですが)。

そのほかの派生モデルとして、

  • Satin フィニッシュの研磨をなるべく抑えてサラサラ仕上げにすることで、Proからさらにコスト・ダウンしています。多くのモデルで指板Rが一律(円筒形)になります。
  • Antique ボディ、ネック共に、エイジド加工(古く見せる加工)を施したニトロセルロースラッカーを採用し、ヴィンテージライくな雰囲気に仕上げています。

上記の2つモデルは、Pro Seriesの中にラインナップされています。

驚くべきは、仕様が異なっているにもかかわらず、工場・工程で、製作方法まで同じとなっているのです。

高い耐久性と高品位な機能・サウンドを備え、現代的なギターと言えるSuhr。実際に購入されるかどうかに関わらず、触れる機会があったらぜひ弾いていただきたいギターです。

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