ギターの指板は材質で音がどの様に変わるのか?

ギター指板といえば、ローズ・メイプル・エボニーが定番です。

弦の振動を受けるところですので、音質がかなり変わります。

材質により弾き心地は変わります。音質の違いも変わってくることは間違いありませんが、それを聴き分けるのは困難です。

ギターの指板は材質で音がどの様に変わるのか?

エディー・ヴァン・ヘイレンがギター指板をメイプル指板からローズウッド指板に変えた!?と思ったら、より高級なエボニー指板でした。
さすが、一流の証です。

木材は、硬ければ硬いほど、音が硬くアタック音が強くなり、反応が早く音の立ち上がりが良くなります。柔らかくなればまろやかなに、重くなるほど重厚な音になってきます。弦振動をダイレクトに受け止める部分ですので、サウンドを左右する重要なパーツです。しかしアンプで鳴らせばほとんどその違いはなく、ほとんど感覚的なものと言っていいレベルです。材質にこだわらず弾きやすさ、ルックスで選べばいいと思います。

それでは、材質によって音が変わるかみていきましょう。

ローズウッド

名前通りのバラの木ではないです。

伐採した時に出た樹液の香りが、バラの匂いに似ている事に由来しています。

硬度があり柔軟性もあるため、アコースティックギターのボディサイド部分にも使われています。供給面の安定からインド産であるインディアンローズウッドが多く使われております。一部上位機種などはホンジュラスやマダガスカルローズウッドも使用されています。

とうとう、ローズウッドもすべてがワシントン条約の規制下におかれてしまいました。

現在ストックされている分には大丈夫ですが、今後どうなるのか心配されています。

ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)指板のギターはなかなかお高級品です。(ハカランダ指板のストラトキャスターは見た目も音です)

ローズウッド指板には、基本的に指板面に塗装を施しません。

乾燥対策に、オイルを少し塗っておけば大丈夫です。

音質的には、柔らかい音で、温かい響きになると言われています。

メイプル

硬度の高い白木です。

フェンダーが採用したことで有名です。

コスト削減のため、ネックも指板面も一体の1ピースメイプルネックを作って、それにフレットを打ち込んだものでした。

ローズウッド指板の要望が高まったので、1959年にローズウッドを貼るようになりますが、1967年にメイプル指板を好むユーザーの要望に応えて貼りメイプルのギターがオプションとして設定されました。

ジミ・ヘンドリックスは貼りメイプルのギターを愛用していました。

基本的には上から塗装をします。

硬い分だけ、ローズウッドに比べると音の立ち上がりがよく、アタック音がはっきりした硬めの音質になります。

倍音も豊かになり、きらびやかな音質になります。カッティングプレイには最適です。

テレキャスターのローズウッド指板とメイプル指板を弾き比べてみると違いがわかると思います。

メイプル指板が中高域寄りで、ローズウッドでは低域〜中域寄りの響きと言ったらおわかりいただけますでしょうか。

ラッカー塗装の場合は長年の使用により塗装面が摩耗し、手垢など汚れが染みついてきます。指板だけでなくネック裏も、多用するポジションあたりが黒ずんできます。欠点とも見られがちですが、弾き込んだ証としてより愛着のある存在になってきます。

エボニー指板

お高級品です。

バイオリンやチェロなどの高級弦楽器はエボニー指板を使っています。

黒々としていて、硬く、思わず拝みたくなるような黒です。

もちろん、ワシントン条約による規制がかかっています。

ギターに使われるものは、コスト増になってしまうので、真っ黒いものは使われません。(採取がむずかしいので)

ローズ、メイプルと比べもっとも豊かな倍音が特徴です。硬度が高く強度もあるため加工が難しい材質です。

音質は、立ち上がりはメイプル以上で、音のバランスも高域から低域まで出ます。

*フレット交換の際には、指板の材が硬くなるに従って作業を慎重に行なわないとなりませんので、ローズウッド、メイプル、エボニーの順番で工賃が高くなります。

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