ギターに爪が当たる時の解決策は?


ギターでカッティング等をしている時、弦に爪や指が引っかかる事はありますでしょうか?

自分は初心者の頃はよくありました。

そして、何度か指を弦でえぐって流血させた事があります。

何故そんな事になってしまったのかを考えてみました。

弦に人差し指があたる

先ほども書いた通り、カッティング中に指が弦に当たった事があります。

どの辺が当たっていたかと言うと、爪の生え際より指の第一関節よりの部分で中指側の側面です。

あまりここに弦が当たる事は少ないと思いますが、自分は初心者の頃よく当たりました。

通常であれば、指のその部分が多少ささくれる程度で済んでいました。

しかし数度そこを弦で演奏中にえぐり、大出血をしています。

一体なぜそんなところが、えぐれてしまったのでしょうか?

理由はピッキングの仕方にあります。

ピッキングする時に大きい音を出そうと思い力をいれます。

そのピックを振り下ろす時に、弦に対して深い位置にピックをいれようとします。

そうした時ピックを入れる位置が深すぎて、人差し指の第一関節よりちょっと上の中指側の側面に弦が当たってしまうのです。

そこでさらに無理やりピックを振り下ろすので弦にぶつかり、時には流血する事になったのです。

力いっぱいピッキングしても抜ける大きい音は出ません。

力を抜いて弦に対して浅くピッキングする事を覚えてからあまりこういった事は無くなりました。

もし、同じような事が起きている方がいればピッキングの仕方に留意しましょう。

弦に爪があたる

主にカッティングの時だとは思いますが、爪が当たるケースもあります。

自分はピックを人差し指と親指で挟み、それ以外の指は広げていますので、人差し指の爪が弦に当たる事があります。

また、ピックを握りしめる方は人差し指の爪以外に中指や薬指の第一関節、もしくは第二関節が当たる事があると思います。

特に弾けるから問題無いと思い方もいるかも知れませんが、意図せず不要な音(爪や指に弦が当たる音)を出してしまうのは少々問題です。

狙って出す場合は別です。問題ありません。

で、これらの現象が起きてしまう理由はやはりピッキングの仕方です。

ピックをピックの重心で軽く持ち弦に対して浅い位置でピッキングを行う事により、これらの問題は解消されるかと思います。

それでも解消されない場合ですが、その時はギターの位置を確認して下さい。

実はギターの位置が低すぎると、手首の動きが制限され、爪や指に弦があたる現象を起こしやすくなります。

これは、ギターの位置が低くすぎるとピックの角度が弦に対して浅すぎる形になり、それが爪があたる現象を引き起こします。

これを解決するには、ピックをギターのボディに対して垂直になるよう心がけるか、それでも解決しない場合はギターを位置をグっと上げて下さい。

いずれ腱鞘炎等腕を痛める事になりかねない

多少爪が当たっても気にしないでギターを弾いている場合、爪が当たるという事は無駄な力がかかって腕に不可がかかっている状態と言えます。

これを長く続けると、右手が腱鞘炎になりかねません

腱鞘炎とは腕全体が重くなったような不快感や、腕を動かすと肘や手首、指の付け根等に痛みを感じ、重症になるとペットボトルの蓋を開けようとすると手首や腕に激痛を感じるようになったりします。

腱鞘炎はとにかく休ませない(2週間位)と良くならないので、その間ギターを弾く事が出来ません。

また、本当にひどくなってしまうと手術等も必要になる事もあります。

そうならないよう、力まないようにピッキングする事が必要です。

綺麗に脱力しピッキングできるようになれば、爪が当たるという事は無くなります。

また、このようなピッキングをしていると弦にも負担がかかるため、弦が切れやすくなりますし、ピックもどんどん削れていきます。

経済的にも良くないですね。

いずれにせよ、日ごろ家で練習する時はなるべくピッキングがちゃんとしているか確認しながら練習しましょう。

他にも問題点がある場合そこで気づける時もありますので。

ギターの爪の手入れや保護・コーティング方法とは?

ギターを爪で弾いている人は爪の手入れ、保護が重要です。
最近はナイロンの弦を使用したクラシックギターやフラメンコギターだけでなく、いわゆるスティール弦を使ったアコースティックギターでも爪で弾く人が増えています。

しかし、ナイロン弦に比べスティール弦は爪への負担が大きいのでより爪の手入れはより重要になります。

爪の長さ形など、こうでなければダメというものはありません。求めている音色によって人それぞれです。また弾きやすさなども重要で自分に合ったものを見つけるしかありません。個人差もありますが爪を長くすれば大きな音量を出したり、音色の変化もつけやすいのですが、アルペジオなどは弾きづらくなります。毎日少しずつ伸びてくるものですから定期的に切る、のではなくこまめに削るのがいいでしょう。

ヤスリとサンドペーパーを使って丁寧に仕上げます。断面の形は音色、音質に影響を及ぼすので特に注意してください。

そんな爪を保護するコーティング方法の種類やそれ以外に爪を守る方法の記事です。

スカルプチュア

スカルプチュアと呼ばれるネイルサロンで使われる爪の補強材があります。

アクリルパウダーをアクリルリキッドで固めたもので爪も硬くなりますので、補強の種類では一番強度が高いと言えます。

ちゃんと付ければ1か月くらいは剥がれないくらい優秀です。

しかし、スカルプチュアを爪に付ける時に使う薬剤が爪や皮膚によくない影響を与える事がある可能性がある事、付けるには技術を必要とするため、なるべくネイルサロンでプロにつけてもらわないといけません。セルフでもできなくはないです。

男性の場合はネイルサロンへ行くという若干ハードルが高いデメリットもあります。(男性専用のネイルサロンも最近はあるようですね)

グラスネイル

押尾コータローさんが使用しているのがグラスネイルという補強材です。

これはギター用の補強材で爪も大変硬くなります。
こちらは楽器屋にも当然置いていますので、スカルプチュアに比べ手軽にしやすいと思います。

爪への負担がほとんど無く、軽い感触で日常生活への影響もありません。見た目も普通の爪と変わりません。このような商品によくある刺激臭も無く、専用液を使えば除去することができます。

ひとつ15,000円と高価に見えますが。ひとつ買えば1年はもつのでトータルで見れば決して高価とは言えません。

ただし、塗るにはコツがあり練習が必要で、1度塗りではなく2度塗り3度塗りをする必要があるそうです。

塗った後は補強材はどれでもそうですが、塗ったあとはヤスリ等で形を整る必要もあります。

最大のメリットはパワフルに弾けることです。強弱をつけることはもちろん、生爪では割れてしまいそうな音量も出せます。痛みを我慢したり爪が削れるストレスが無くなります。

瞬間接着剤

最近はあまり聞きませんが、補強材に瞬間接着剤を使う方法もあります。

ただし、突然爪が割れたりした時の緊急対処用のものとしては大変優秀です。

塗ってからだいたい1週間くらいでとれてしまいますが、釣り道具屋さんで売られているアロンアルファ「釣り名人」という接着剤がギタリストの中では好評です。理由は粘度が低く塗りやすいことと耐久性に優れているからです。普段は使わなくてもギターケースの中に入れておきましょう。

サムピック

これは爪そのものではありませんが、指一本一本につけるピックの事です。

サムピックが使えるのであれば、補強材等も必要なくなるので手入れも簡単になります。
爪もヤスリで削ったりする手入れの必要もありません。

しかし、サムピックは自分の爪で弾いた感覚では全く弾けないのです。

慣れと練習が必要な上、出音は爪とは異なる音色となるため、使う人は最近はあまりいません。

サムピックを使う人でも、親指だけサムピックを使い、あとは指で弾く人がほとんどです。

しかしサムピックは音量は稼げますし、何より見た目が「こいつは他のヤツとは違うぞ!」と思わせるメリット(?)もあります。

以上です。

個人的にはギター用に作られたグラスネイルがオススメですが、いろんなものを試して自分に合うものを探すのもアリかと思います。

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